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生理前のイライラ、やつあたりの原因|子供への虐待が抑えられなくなる

普段はとても温厚な性格なのに生理前になると人が変わってしまったかのように怒鳴り散らしたり、喚いてしまうことがあります。

どんなに自分のことを理解しているつもりでも、本当は怒りたくないと思っているのに、ついその時になると自分が抑えられない。

このような症状に陥っている人は夫や子供といった身近な関係にある人からも、変な目で見られてしまうことがあります。

そしてこれらの症状が出ている本人は自覚がなかったり、頭では分かっているのに自分を抑えることができずに悩んでいます。

生理前にイライラ、やつあたりしてしまう原因

生理前にイライラしたり、頭痛、腹痛、腰痛などといった何らかの症状が出てくることの多くは月経前生理症候群(PMS)によるものです。

月経前3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経が始まるとともに減ったり消えたりするものをいいます。

引用:Yahoo! ヘルスケア

日本では最近、ようやくこのPMSに関する知識が普及してきましたが、それでもまだ世間的な理解というものは海外諸国と比べると遅れています。

そして、単なるPMSにある人は生理前のイライラ・やつあたりの症状があったとしても、自分の感情をコントロールすることができています。

イライラや情緒の不安定を自覚し、自制心が働ているのがPMSです。

しかし、このイライラや情緒の不安定を自分で全くコントロールできないケースがあります。

そのような方はPMSではなく、PMDD(月経前不快気分障害)である可能性が考えられます。

PMDD(月経前不快気分障害)とは

PMDD(月経前不快気分障害)はPMS(月経前症候群)よりも特に精神的な症状が特に著しい症状が出てきます。

不安感や怒りなどの感情の起伏が激しく、その症状によって日常生活や、周囲の人との人間関係に支障が出てくるほどのものです。

仕事場では全く集中することができずにミスを連発してしまったり、上司や部下との関係が上手くいかなくなる、家庭では突然ヒステリックになり、子供に虐待をしてしまうほどに自分が抑えられなくなってしまいます。

ところが生理が始まるとこれらの症状はパッと消えてしまい、周囲の人達はその変わりように驚きを覚えることもあります。

PMDDの原因

PMDD(月経前不快気分障害)はPMSと同様に、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌バランスなどが原因にあると考えられていますが、明確な原因というものは解明されていません。

PMDDの症状は生理前といった決まった時期に現れてくるため、PMDDの症状が出てくる人はこれらの症状が出てくる日々が近づいてくることに恐怖感を抱くこともあります。

PMDDの原因はPMDDにある人全員が同じ原因によって引き起こされているというものではなく、人によってPMDDに陥る原因が異なっているとされています。

これはPMSにも同じことがいえ、その原因の多くはストレスや、生活習慣の乱れなどです。

ストレスによって体に負担が掛かっていたり、生活リズムが乱れて質の良い睡眠ができていない、食事が悪いといった様々な要因が積み重なってPMSやPMDDといった症状が悪化していることが考えられます。

またPMDDになる人は何らかの大きな出来事が引き金となって発症することがあります。

例えば1人目、2人目の子供の出産まではなんともなかったのに、3人目の子供を出産してから突然、自分を抑えることができなくなるほどに生理前の症状が悪化してしまうことがあります。

PMDDの治療法

PMDDはPMSと症状が似ており、日本での認知度はまだまだ低い状況にあります。

PMSでさえまだあまり認知されていない面があり、PMSの症状に悩みながらもその症状に対して何らかの改善策を講じる日本の女性は非常に少ないです。

PMDDの主な治療法は抗うつ剤などを服用して脳内のセロトニンの分泌量を増加させるといったものです。

セロトニンは気分を落ち着けたり、睡眠の質の向上、精神の安定に深くかかわっている成分であり、PMSの治療にも効果的です。

PMDDの症状は放っておくと更なる負のスパイラルにハマっていってしまうことがあり、PMDDの症状が原因でうつ病になってしまうケースもあります。

PMDDの症状がみられる場合は、婦人科や精神科などで専門医師に診てもらうをお勧めいたします。

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