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生理前に熱が出てだるい|これって風邪なの?

生理前になると発熱症状が現れ、体が全体的にだるいと感じることがあります。

他にも寒気や頭痛などといった風邪に似た症状も引き起こされるケースもあります。

一般的にこれらの症状は風邪だと思われがちですが、実は月経前症候群(PMS)の症状である可能性があります。

生理前の発熱はPMS(月経前症候群)

月経前症候群(PMS)にある方は生理がくる3日~10日ほど前の時期になると、発熱症状が出てくることがあります。

PMSの症状は多岐に渡り、熱っぽさや、倦怠感、頭痛や寒気、腹痛、腰痛などといった症状がみられます。

生理前の基礎体温が37度以上になる女性は珍しくなく、女性ホルモンの分泌状況の変化によって1ヵ月の中で高温期、低温期などに分けられます。

一般的に低温期と高温期の温度差は0.3~0.5度ほどあります。

また、PMSの症状は全体的に軽度なものが多いですが、発熱症状だけでなく、上記のようにさまざまな症状が出てくるため、発熱だけでなく体が全体的にだるいと感じます。

症状は軽くとも、いくつかの症状が同時に引き起こされるとなると、体だけでなく精神的にもイライラしたり、不安定になってしまいがちです。

生理前症状の原因

生理前にだるくて熱っぽい症状が出てくる原因は女性ホルモンが関係しています。

女性ホルモンのうちの一つである黄体ホルモン(プロゲステロン)は生理前に多く分泌され、生理前は黄体期とも呼ばれています。

黄体期は体が赤ちゃんを妊娠をする準備をするためにプロゲステロンの分泌が多くなりますが、このプロゲステロンがあらゆる心や体の症状を引き起こす原因となっているケースが多いとされています。

プロゲステロンの作用
  • 基礎体温の上昇
  • 妊娠の維持
  • 乳腺の発達
  • 体内の水分保持
  • 肌の保湿
  • 子宮内膜の形成

プロゲステロンにはこれらの作用がありますが、その作用の裏側には発熱や倦怠感の症状に限らず、頭痛、腰痛、むくみ、胸の痛みや張りなどといったあらゆる症状が引き起こされやすくなっています。

例えば体内の水分保持作用は体のむくみを引き起こしやすくさせ、体重増加にも繋がっていき、その負担は関節痛を引き起こすこともあります。

また、生理に体温が上昇するときは体が寒気を感じることもあります。

生理前だけ症状が出て、生理がくると症状が解消される場合は生理前症候群(PMS)による症状であると考えられます。

生理前症状を改善するには

体の調子が悪くなるのがPMSによるものである場合、その症状を改善するためには女性ホルモンのバランスを整えたり、規則正しい健康的な生活を送ること、ストレスを溜めないことなどが大切です。

体の冷えは大敵

PMSの症状が出る生理前~生理中の時期にかけて、体を冷やす行動を取るのはNGです。

体が熱っぽいからといって、体を冷やすと余計に症状が悪化することがあります。

特に子宮を冷えてしまう行動、体に悪い生活習慣を送っている人はPMSの症状が出やすいとされています。

体を冷やさないことがまずPMSの改善に繋がるため、体の中から温かくなる食べ物を摂取するようにすると良いでしょう。

お腹を温める

日常的に体が冷えやすい人は特にお腹や、手足を温めることを意識しましょう。

冬場は特にそうですが、夏場でもクーラーが効きすぎる部屋などでお腹(子宮)を冷やしてしまうと、子宮の動きが悪くなり、PMS症状が引き起こされる原因となります。

冷風や冷たい環境でお腹を冷やさないように、厚着をしたり、腹巻などといった工夫をして冷えから体を守ってあげましょう。

また、最近ではこれらの症状に対する改善策としてPMSをケアするサプリメントなどを活用する方が増えています。

関連記事:生理前の熱っぽいだるさから解放されたい人のためのサプリメント

微熱やだるさが長く続く場合は

微熱といっても人によって平熱が37度である人もいれば、36度が平熱にある人もいます。

しかし、微熱やだるさの症状が生理周期に関係なく長く続く場合は、風邪や他の病気も考えられます。

女性に多いのは甲状腺機能障害や膠原病(こうげんびょう)です。他には自律神経失調症の可能性もあります。

甲状腺機能障害

甲状腺機能障害は息切れ、動悸などの循環器症状から月経(生理)の異常、イライラしたり無気力になったりと、身体だけでなく精神的な症状もみられます。

  • 心臓がドキドキする
  • 汗がたくさん出る
  • 手が震える
  • 体重が減る・増える
  • 疲れやすい
  • イライラする
  • 下痢・便秘
  • 生理不順
  • 不妊
  • 首やのどに違和感や腫れがある

さまざまな症状があらわれるのが甲状腺機能障害ですが、それらの症状は一見だれしも経験しやすい症状であるために気付かれにくい病気です。

膠原病(こうげんびょう)

膠原病は20代~50代の女性に多くみられます。

膠原病といっても細かい種類があり、複数の関節の痛みやこわばり、全身の脱力感や倦怠感があるものは「慢性関節リマウチ」と呼ばれます。

発熱、間接の痛み、日光の当たりやすい皮膚に赤い斑点ができたり、顔に赤いシミができるものは「全身性エリテマトーデス」。

冷たい水につけたときに手足の先が白く変化してしびれるものは「強皮症」などがあります。

これらの症状が複合している場合は「混合性結合組織病」と呼ばれます。

自律神経失調症

自律神経失調症もさまざまな症状をみせる病気で、微熱やだるさの症状が出ることがあります。

疲れやすい、食欲がない、動機や息苦しさ、吐き気などの症状があらわれます。

よく聞く病名ではありますが、明確な診断基準があるわけではなく、何らかの病気に当てはめにくい場合に自律神経失調症と診断されることがあります。

自律神経失調症はストレスと強く関係している傾向にあり、明確な原因が不明な病気ではありますが、最近は症状に一つの疾患として考えるようになってきています。

例として以下のものが挙げられます。

  • 起立性調節障害
  • 過敏性腸症候群
  • 緊張性頭痛
  • 片頭痛
  • メニエール症候群
  • 過呼吸症候群
  • 機能性消化不良
  • 逆流性食道炎

 

最後に

女性の微熱はホルモンバランスの乱れの他に考えられる病気はたくさんあります。

症状が1週間~10日以上続くようであればまずは医師に相談をしてみましょう。

微熱でだるいだけでなく、食欲不振で咳や吐き気なども継続して続いている場合はすぐに病院で検査を受けるようにしましょう。

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